こんにちはFPマイラー(@fpmilerosaka)です。
クレジットカードを活用して各種ポイントを効率よく貯めたい方にとって、「固定費のカード払い」は鉄則です。その中でも特に注目したいのが、生命保険料の支払いです。
保険料は毎月数万円、年間では数十万円に及ぶ支出となるため、「ただ払うだけ」ではもったいない。同じ支出なら、ポイントをしっかり貯めることができるカードを選ぶべきです。
この記事では、
生命保険料をカード払いするメリット・デメリット
ポイント還元率が高くおすすめなカード
- FP的に見ての注意点(解約リスク、年間限度額など)
をわかりやすく解説していきます。
「保険料、全部銀行引き落としにしてた…」という方も、これを機に見直せば、年間で1万ポイント=1万円以上差がつくこともあります。
それでは詳しく見ていきましょう。
生命保険料をカード払いにするメリット
毎月マイルやポイントが貯まる!
毎月の保険料をカード払いにするメリットというのは色々とありますね。
まず保険料というのは毎月や毎年で支払うと結構な高額になるケースがあります。
私の場合も当然保険に関してはクレジットカードで支払いをしています。
例えば月々に2万円の保険料を支払っている人は年間で24万円の支払いをしていることになります。
これは1%還元のカードですと実に2400円相当になりますね。

これを10年20年と支払いしていけば全くバカにできない数字になります。
金利だと考えると、かなり大きな差が生まれてくるのではないでしょうか。
銀行に振込みに行く必要がない
生命保険というのは1回目の保険料が保険会社に入金されて初めて効力を発揮されるものです。
となると最初に保険料を支払う際には振込みをするケースもあります。
現在は1回目の保険料から口座引き落としができるところも増えていますので、その手間は少なくなってきてはいるものの、外貨建ての保険などは振込みしてもらうケースも実はまだまだ多いです。
クレジットカードで支払いをすることで、その手間は無くなりますのでこれはメリットと言えるでしょう。
明細管理がしやすくなる
カード払いにすることで、支払い履歴がすべてクレジットカードの明細に残ります。
これにより、
- 年間いくら支払ったかが把握しやすい
- 家計簿アプリなどとの連携も可能
- 保険料控除証明書の紛失時にも履歴として役立つ
など、保険の見直しや確定申告時にも活用しやすくなるというメリットがあります。
支払い忘れを防げる
銀行引き落としでは残高不足による未納リスクが発生することがありますが、クレジットカードであれば、カード会社の与信枠内で一時的にカバーできるため、
「うっかり支払い忘れで保障が切れてしまった…」 といった事態を防ぐ効果もあります。
カード払いのデメリット(注意点)
利用できる金額に上限がある
では逆にカード払いのデメリットについて考えてみましょう。

クレジットカードの取り扱いをすると保険会社に手数料がかかるために、ほとんどの会社で上限を設定しています。
その上限というのが実はそれほど大きくないこともあり、多くの会社で10万円ほどが上限になっていることが多いですね。
月払いで10万円が上限だと特に問題になることも少ないと思いますが、年払いで貯蓄性の保険に加入するときにはこの上限がネックになることも結構あります。
これはデメリットといっていいかもしれません。
ブランド限定の取り扱いがあったりする
では生命保険に加入してこのカードで支払いをしたい!となった時に一つ注意点があります。
それは保険会社によって利用できる国際ブランドが限られているケースがあります。
例えばこの保険はカードで支払えるけどJCBカードしか利用できない、というケースもあったりします。
最近でこそ少なくなってきましたが、アメックスやダイナースが利用できないことは普通にありました。
カード払いできない保険会社もある
またそもそもカード支払いの取り扱いをしていない会社もあったりします。
そしてデメリットというか制度上の問題でカード支払いできない会社も少ないながらあります。
手数料の関係で利用できなくなっていると思われるのですが、時代にあっていないと私は思っています。
政府もキャッシュレスを推進している訳ですから、全保険会社にカード支払いをさせるくらいの徹底をしてもらいたいと心の底から思いますね。
カードで支払うメリットはそれほどまで大きいと私は考えています。
カード支払いできない制度そのものがデメリットかもしれません。
ポイント還元率の高いおすすめ5選!
楽天カードは還元率1%!ポイントを投資に使える!
まずおすすめのカードは楽天カードになります。
この楽天カードは利用額の1%が楽天ポイントとして貯まります。
もちろん現在楽天ポイントは日常の様々なシーンで利用できるのでダイレクトにメリットを感じることもできるでしょう。
しかし私はFP的な話で言いますと、この貯まったポイントは投資にまわすのが最も有効な活用方法ではないかと考えています。
楽天銀行と楽天証券の口座を開設する必要がありますが、毎日少額投資をすることもできますし、投資初心者にもやさしい内容となっています。
もともと割引のない保険料をカードのポイントとして貯めることができ、それを投資にまわすことができるのはかなりお得!
この楽天証券の投資はidecoやNISAも利用でき、FPとして非常に使い勝手のいい証券会社でありポイントなのです。
まだ楽天銀行や楽天証券を口座開設していない人は是非ともおすすめしたいですし、私のお客様にもおすすめをして大変好評です。
楽天カードは保険料を支払うおすすめのカードです。
楽天カード・楽天証券・楽天銀行はハピタスに加入して入るのがおすすめです。
ハピタスはここをクリックすれば登録できます。
エポスゴールドカードは最強の保険料支払いのカードになる!
そして保険料の支払いに最も効果を発揮しそうなカードがこのエポスゴールドカードでしょう。
私も持っているエポスゴールドカードですが、年会費がずっと無料というすごいゴールドカードです。
一般的なカードの還元率は0.5%でそれほど大きくはありませんが、実は3倍ポイントアップの対象のところに生保会社の名前があります。
その生保会社にもし加入をしているようであれば、これは絶対にチャンスです。
こちらから見ることができます。
選べるポイントアップショップ掲載生保会社
- アクサ生命・アクサダイレクト・アクサダイレクト生命
- 朝日生命・なないろ生命
- アフラック
- SBI生命
- FWD生命
- オリックス生命
- 住友生命保険
- SOMPOひまわり生命保険
- 東京海上日動あんしん生命
- 日本生命
- ネオファースト生命
- 三井住友海上あいおい生命保険
- メットライフ生命
- メディケア生命
- ライフネット生命
上記の保険会社で現在、そして今後契約をするようであれば、エポスゴールドカードの支払いで還元率が1.5%になりますよ!
エポスゴールドカードはいきなりの申し込みもできますが年会費がかかるのでおすすめではありません。
最初はエポスカードに入会して、ある程度の利用をすればゴールドカードのインビテーションが送られてきます。

まずは年会費無料の一般のエポスカードから申し込みするのをおすすめいたします。
エポスカードの申し込みですが、このカードはポイントサイトでよく出ているカードですのでポイントサイトを経由して申し込みするのがおすすめです。
リクルートカードはポイント還元率1.2%
そして還元率の高いカードとして有名なのがリクルートカードです。
もちろん私も持っているカードですが、利便性は非常に高いカードです。
このカードは還元率が1.2%ですので、レックスカードよりは少し還元率が下がりますがVISAブランド・JCBブランドを選べるという利点があります。
また電子マネーのnanacoにチャージをしてポイントが貯まるというところもこのカードが高評価になっている要因でもあります。
貯まるポイントはリクルートポイントでPontaポイントと相互交換ができるので非常に便利です。
リクルートポイントはホットペッパーなどで利用できますので、使い勝手には困らないと思いますよ。
おすすめの一枚であることは間違いないでしょう。
39歳までの方限定!JCBカードWはおすすめ!
このカードは年齢限定にはなりますが、かなりおすすめのカードと言えるでしょう。
JCBのプロパーカードですがJCBカードWというカードがあります。
こちらはポイント還元率が常に2倍になるというのがかなりのメリットです。
しかもAmazonでのお買い物は更に倍の2%が貯まりますので、非常に嬉しいですね。
入会キャンペーンも実施されていますので、これでポイントを貯めることができますよ。
年会費ももちろん無料ですので年齢がまだ当てはまる方にはとてもおすすめのカードです。
FP目線で見る「クレカ払い」の注意点
クレジットカードで保険料を支払うことには多くのメリットがありますが、FP的には以下の点にも注意が必要です。
■ 解約リスク:払い込み停止と信用情報の関係
クレジットカードの支払いができずに延滞してしまうと、カード会社によってはそのまま保険料が未納になり、保険契約が失効するリスクがあります。
また、カードが使えなくなったことで保険料の支払いが止まると、保障切れ→失効→再契約が困難にという流れになりかねません。
✅対策:限度額超えや利用停止に備えて、予備カードも保険会社に登録できる場合はしておくと安心です。
■ 年間利用限度額を圧迫する可能性
保険料が毎月2万〜3万円あると、年間で30万円以上の利用になります。
もし他にも住宅ローンの団信、学資保険、収入保障などを複数契約している場合、合計で50万〜100万円を超えることも。
その結果、
- カードの利用限度額を逼迫
- 他の決済(家賃・買い物など)が弾かれる
- 還元対象外になるキャンペーン利用を逃す
といったこともありえます。
✅対策:高額払いが予想される場合は、高還元率×高限度枠のカードを選びましょう。
保険料を支払うクレジットカードまとめ
ここまでクレジットカードのメリット・デメリット、そして還元率の高いカードご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
カード会社が当てはまれば現状ポイントだけで言うとエポスゴールドカードがおすすめです。
いずれにしても、保険料はかなり高額を支払っている人もいるので、ポイントを貯める絶好の機会です!メリットを活かしつつ、注意点を押さえた上で賢く活用していきましょう。
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用途に合わせてカードを選びましょう!