法人税・消費税をカード払いでANAマイルを貯める!裏技が使えるカードは?

こんにちはFPマイラーです!
法人経営者や個人事業主の方は多くの支払いをクレジットカードでしている人も多いと思われます。
そしてできればそのポイントをマイルにしたいと思っている人はかなり多いと思われます。
ただANAのマイルに交換するのかJALマイルに交換するのでは少し様相が変わりますね。
法人でカードを利用するときに実際にマイルが貯まりやすいカードについて調べてみました!
ANAマイルを貯める法人カードは?
ANA法人JCB・ダイナースがANAマイルが貯まる
ANA関連の法人カードということでいえば、JCBとダイナースは法人カードの利用でもマイルを貯めることができます。
法人カードになりますと、やはり毎月の支払額というものは大きくなりますね。
そういう意味で言うと、法人カードで決済すると毎年10万マイル以上を貯めることが十分できる可能性があります。
なお利用限度額はJCBがワイドゴールドカードで250万円、そしてダイナースカードになりますとその人の属性に応じて利用額が設定されます。
利用額が毎月かなり大きくなる人はダイナースカードの方がいいのかもしれません。
ちなみに年会費はJCBが19000円(税抜き)でダイナースが20000円(税抜き)となっています。
VISAはポイントが付与されない
そしてJCBがあるのであれば当然VISAにも法人カードはあります。
しかしながら、こちらのカードはフライトでのマイルは貯まるのですが、カード利用でのマイルは貯まらない仕様になっているようです。
カードを利用して貯めたいと思っている人が多いですから、マイルが貯まらないVISAは選択肢から外れるのではないでしょうか。
アメックスはANA法人カードがない
そして個人カードでは多くのキャンペーンを行っているANAアメックスですが、実はこのブランドだけ法人カードはありません。
ANAの提携カードは3種類あり一般、ゴールド、そしてプレミアムとあるのですがいずれも個人カードになっています。
こちらのANAの公式ページの中にも掲載がありませんので残念ながらアメックスの法人はないとご理解いただければと思います。
法人カードで大きな支払いは何といっても税金!
国税のカード払いには手数料がかかる!
法人カードを持って大きな支払いというのは税金の支払いということが挙げられるでしょう。
ただ最初に注意点を挙げると、国税の支払いには手数料がかかります。
それがもしカードを利用しての還元額よりも少ないのがデメリットだといえるでしょう。
おおよそカードの手数料は0.82%だと言われていますので、それ以上の還元率があればカード支払いする意味はあると思います。
ANA法人JCBは国税の支払いでも1%のマイル付与率
私も実は多くの経営者からどのカードで決済すれば最もANAマイルが貯めるのか?という質問を受けています。
カードの利用でポイントの付与率という観点だけで見ると、ANA法人JCBカードが最もよいと思われます。
JCBの場合は税金をカードで支払っても付与率が下がらないという大きなメリットがあります。
つまり200万円の法人税の支払いで20000マイル貯めることができるのです。
これは確かに大きなメリットといえるでしょう。
ただ利用限度額が250万円になっていますので、もっと大きな税金をしはらう際にはそこをJCBと話合う必要はありそうですが。
ANAダイナースは0.5%と半分のポイント付与率になる
ANAダイナースカードの法人カードはコーポレートカードと言いまして、個人のカードとは別のカードが発行されています。
ANAダイナースの通常利用でのカード利用でのマイル付与率は個人のカードと同じで1%になります。
しかしながらダイナースカードで国税の支払いをすると還元率が半分の0.5%に下がることは覚えておかなければなりません。
同じ200万円の支払いであればたった1万マイルしか貯まりませんので、税金の支払いには向けていないカードと言えるでしょう。
ただダイナースカードはデポジットと言いまして大きな金額を支払うときにデポジットを入れておけば交渉次第ではかなり大きな支払いもできますのでそこはメリットだと思います。
国税の支払いは1000万円まではカードで払えるとなっていますので、ダイナースのデポジットは覚えて置いて損は無いでしょう。
ANAダイナース個人のビジネスアカウントを活用する!
これは少し裏技的な方法になるのかもしれませんが、この方法はかなり使える方法ですのでご紹介をさせていただきます。
ANAダイナースカードにはビジネスアカウントという法人で引き落としを知ることができる追加カードを発行することができます。
もちろんこのカードで支払ってもマイルは貯まります。
そしてここがポイントになるのですが、ANAダイナースは個人のカードですので大きな入会キャンペーンを実施しているのです。
現在の例で言いますと最大64000マイルが貯まるキャンペーンを実施しています。
これはビジネスアカウントカードで利用してももちろん対象になります。
200万円ほどの税金を支払えばもちろん条件はクリアしますので、64000マイルを獲得することができるのです。
200万円=64000マイルですと還元率は驚異の3%超えになります!
今ANAダイナースを持っていない人で法人税や消費税を支払おうと思っている人には大きなチャンスであるとも言えるでしょう。
アメックスのビジネスカードという選択肢は?
多くのエアラインのマイルに交換できる!
アメックスのポイントシステムはリワードポイントというシステムを使っています。
このリワードポイントは航空会社のマイレージに移行できる制度もありますよ。
マイルに交換するにはオプション制度のメンバーシープ・リワードプラスに加入する必要があります。
登録費用は3,240円ですが、貯めたポイントは無制限になりますし、マイルに交換することもできるようになるのでマイルに交換したい人にとっては必要経費になります。
ANAマイルに交換するには4万マイルが上限
アメックスからANAのマイルに交換するには年間4万ポイント=4万マイルという上限があります。
たとえそれ以上のポイントを持っていたとしてもANAに交換できるのは4万ですね。
そしてANAのマイルに交換するには5400円の登録費用がかかります。
入会キャンペーンの達成で90000ポイントに!
アメックスビジネスゴールドカードは大きな入会キャンペーンを実施していますね。
年間200万円の利用があれば100,000ポイントを獲得できますので、これは大きな魅力となります。
確かに先ほどのダイナースもそうでしたが、アメックスも税金を支払った時のポイントは半分になってしまいます。
アメックスの国税支払での付与ポイントは0.5%です。
この税金の支払いをクレジット決済すれば200万円の利用キャンペーンを一気に達成することも可能でしょう。
そうすれば10万ポイントは入りませんが90000ポイントは獲得することができます。
200万円の利用=90000ポイントとなりますと4.5%の付与率になりますよ!
このうちの4万ポイントをANAへ移行、そしての残りの5万ポイントは航空券をアメックスでりようすれば1ポイント=1円で利用することが可能です。
裏技的なANAマイルの貯め方
ANAダイナースとアメックスビジネスゴールドの併用が最もマイルが貯まる!
ここまで説明してきましたが、カードの還元率自体だけで言えばANA法人JCBカードが最も還元率が高いです。
しかし今まだANAダイナースを持っていなかったり、アメックスビジネスゴールドを持っていなければ今回の裏技的な方法が利用できます。
ANA法人JCBカードは入会キャンペーンなどは行なっていないので、やはり入会キャンペーンを利用するのが得策だと言えるでしょう。
320万円利用をダイナースとビジネスゴールドで利用した時のマイルは?
では上記の裏技を達成した時に獲得できるマイルはいくらになるのかを計算してみましょう。
ANAダイナースのキャンペーンは120万円の利用で64000マイルとなっていますが、税金の支払い時には利用ポイントが半分になりますので59000マイルになります。
そしてアメックスビジネスゴールドで200万円を支払うことができればキャンペーンの適用で90000マイルを貯めることができます。
この中からANAのマイルに交換できるのは40000マイルですが、他のマイルに交換できるリワードポイントが50000も残るのは結構私としては嬉しいですが(笑)
ポイントフリーダムは航空会社で利用すれば1ポイント=1円で利用できるのも飛行機に乗る人としては利用用途が結構あると思いますよ!
サーチャージなどに使うこともできますし!
以上のことをまとめて見るとこのようになります!
- ダイナース120万円=59000マイル
- アメックスビジネス=40000ポイント=40000マイル
- 59000+40000=99000マイル
- 他に残り50000アメックスリワードポイント (BAなどに交換)
- ANA法人JCBカード利用時=32000マイル
以上のような試算結果になりました。
カードの還元率だけで見るのではなく、現在の状況などを総合的に考えた方がマイルは貯まりますよ!
以上法人税や消費税をカードで支払った時のANAマイルについて調べました。
参考にしてください!