外貨建て生命保険料はクレジットカード払いで!マイルを貯めるおすすめのカードは?
こんにちはFPマイラーです!
日本の空前絶後の金利によって、日本の保険会社が販売している円建ての貯蓄性の商品はあまり人気がなく外貨建ての保険が人気になっています。
保険会社の外交員さんだけではなく銀行も販売しているようで販売数がかなりの割合で増えているようですね。
その外貨建て保険ですが、色々な会社が発売しているわけですが、一回で支払うタイプの保険ではなく、続けて支払いをするタイプの保険でクレジットカードで支払うのを選べる会社があります。
もちろん保険料をカードで支払ってもマイルは貯まりますよ!
では一体どんなクレジットカードを利用すればポイントを最も有効にためて行くことができるのか、について説明していきましょう。
目次
外貨建て生命保険の支払いは会社によって違う
口座振替のみの会社もあればクレジットカードOKの会社も
外貨建て生命保険ですが、今は多くの会社で販売されています。
日本円の生命保険よりも、外貨建ての保険の方が少ないお金で大きな保障を得ることができるのも人気の一つとなっています。
もちろん為替は変わりますので、円換算した時に100%戻ってくるという訳ではありませんのでそのあたりの注意は必要ですが。
そして各保険会社によって運用しているルールが色々と違うのもややこしいところではあります。
クレジットカード払いができる会社とクレジットカード払いができなくて口座振替のみの会社も多くあります。
自分が加入しようと考えていたり、すでに加入している人は担当者にどの支払い方法ができるのかについて確認してみてください。
為替手数料も各社によって様々
そしてこれも大事なことになるのですが、実は為替手数料も会社によって色々と違っており変わっています。
安いところでいえば往復1銭の会社もあれば、買うときは50銭でもらう時には1銭の会社もあります。
為替手数料は安いに越したことはありませんが、それだけで選ぶのは少し違いますので総合的に考えて保険商品選びをしてもらえればと思います。
カード払いはカード会社の手数料が上乗せされている
為替手数料とは別のもの
そしてクレジットカードの支払いですが、実は為替手数料だけではなくカード会社の手数料が上乗せされています。
正確にはそのカード会社独自の手数料算定方法がありますので、どれだけかはわかりませんが1%程度は上乗せされている可能性が高いです。
つまりどういうことかというと、毎月300ドルの支払いがある外貨建て保険だったとしましょう。
1ドル100円と計算した時に為替手数料が50銭であれば、300ドル×100.5となりますので30150円の支払いになります。
これにカード会社の手数料がもし1%入っていれば300ドル×101.5となりますので、30,450円の支払いとなり300円余分に払うことになるのです。
年間にすれば3600円で10年間で考えると36000円ですから、決して安くはないかもしれません。
- カード会社の手数料が上乗せされている
- 手数料以上のポイント還元のあるカードを選ぶ
これは自分でも入っていたので特によくわかっているのですが、口座振替の時よりも少し高い感じがしたのを覚えています。
ただ私はポイントというかマイルを貯めていたのでそれほど気にはなりませんでした。
口座振替は為替手数料のみ
もちろん口座振替を指定した場合であれば、保険料に対しての手数料は為替手数料のみとなります。
ポイントを全然貯める気が無く、手数料などは徹底的に安くしたい!という方であれば絶対に口座振替を選んだ方が手数料総額は安いです。
しかしクレジットカードのポイントの魅力は手数料以上のものがあるケースもあります。
手数料を上回るメリットのあるカードで支払う
1ポイントの価値を最大限に高めるには
私は元クレジットカード会社の社員でしたので、カードの還元率についてはかなり詳しいと自負しています。
そして多くのカード会社のカード還元率というのが大体0.5%になっています。
例えば三井住友VISAのワールドプレゼントであれば1000円で1ポイントが貯まる仕組みになっているのですが、1000ポイントで5000円分のVISAギフトカードに交換することができます。
つまり100万円利用すれば1000ポイントが貯まりますので、これが5000円に交換できるので還元率は0.5%となります。
先ほどの為替手数料がもし1%あれば、還元率よりも下回っていますのでお得とはいえないことになってしまいます。
今はVISAの例を出しましたが、多くのカード会社は大体これくらいの還元率だと思ってもらえればいいでしょう。
リクルートカードは1,2%の還元率
仮にカード会社の手数料が1%あれば、それ以上の還元率のカードがあれば元以上を取ることができます。
クレジットカードの還元率で1%以上となりますと、かなりの高還元率のカードとなりますね。
リクルートカードであれば還元率が1.2%ですので一つの候補となるでしょう。
このリクルートポイントはdポイントに交換することができ、JALマイルにも交換することができます。
確かに上記のリクルートカードであれば直接日用品など生活に使いやすいポイントであるポンタポイントに交換できるのでおすすめではあります。
しかしもっと効果的にポイントを貯めるのであれば、やはり航空会社のマイルが貯まるカードになるでしょう。
マイルを貯めると特典航空券をもらうことができますが、12000マイルあれば大阪と東京の往復航空券がもらえます。
大阪と東京をJALまたはANAで往復しようとすると少なくとも25000円以上はかかりますので、マイルの価値は1マイル2円以上と考えることもできます。
またもっと貯めるとハワイなどの国際線も取ることができますので、そうなると1マイルの価値はさらに上がることになります。
JALもANAも国際ブランドはJCBもVISAもある
日本の航空会社で言えばJALとANAは提携カードを発行しており、ブランドもJCB・VISA・マスター・アメックス・ダイナースと全ての国際ブランドが揃っています。
外貨建て保険の中には、国際ブランドを限定している会社もありますので、その保険会社の商品に入るのであればそのブランドを選べば問題ありません。
例えばJCBしか利用できないのであればANA JCBなどで支払いをすることでマイルは貯まります。
JALにしてもANAにしても入会キャンペーンを行っていることも多く、それに合わせて保険料の支払いができると尚良いでしょう。
外貨建て保険のクレジットカード払いのまとめ
外貨建て保険は毎年の支払い保険料も大きくなっている人もいるかと思いますので、ポイントがよく貯まるとも言われています。
ただ先ほども説明したようにカード会社の手数料が上乗せされていますので、普通にポイントをためているだけの人はやめておく方が賢明だと思います。
しかし、マイレージサービスをためている人や、カードを作ったばかりで入会キャンペーンの利用条件を保険を支払うことによって達成できるのであればカード払いでも大きなメリットになるでしょう。
私もマイルをためている人の1人ですが、陸マイラーになりますとクレジットカードは頻繁に作ることもあります。
その保険料の支払いがカードキャンペーンで利用できるのであれば毎年カードを変えて支払う、というのも一つの面白い手法ではあるのですが(笑)
面倒臭いのが苦手ではない方はそんな意向を持ってカードで支払うことを検討するのも面白いと思います。
クレジットカードの支払いでキャンペーンを達成して大きなポイントを得ることができるといいですね。