ANAスーパーフライヤーズカード(SFCカード)でおすすめやメリットは?取得後の切り替えは可能?
こんにちはFPマイラー(@fpmilerosaka)です。
ANAの上級会員であるプレミアムメンバーになれば発行できるスーパーフライヤーズカード(通称SFC)。
実はこのカードは色々な種類で発行することが可能です。
色々な種類で発行できるということは選択肢があるということですが、どのカードを持てばいいのか悩むところ。
その人の状況に合わせて発行すればいいと思いますが、ある程度の判断基準を示してみたいと思います。
SFCカードの種類は8種類の中から選ぶ!
SFCはANAの上級会員だけが発行できるカード
ANAの上級会員の証であるSFCカード。
上級会員になって初めて持つことが許されるカードになります。
そして新型コロナウイルスの特別対応で多くの人がANAの上級会員を目指すようになっていると思います。
ただしステイタスを獲得したあとでSFCのカードに申し込みして、もし万が一カードの審査に落ちたらシャレになりません(笑)
ですので、 SFCになった後スムーズにSFCカードに移行できるカードを先に持っておく必要がありますね。
今すでにSFCへ移行できるカードを持っている人も参考にしてください。
カードブランドやランクも色々あって選択できる
そしてこのSFCですが、一度発行してしまえば更新し続ける限りずっと上級会員を続けられるという嬉しいカードでもあります。
このカードですが、実はいくつもの種類がありまして自分で選べます。
ANAカードは色々な会社がそれぞれのブランドで発行しており、SFCカードも8種類あるのです。
こちらのページで詳細は掲載されてあります。
- ANAスーパーフライヤーズ一般カード(JCB・VISA・マスター)
- ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(JCB・VISA・マスター)
- ANAダイナース スーパーフライヤーズカード
- ANAアメリカン・エキスプレス®スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
- ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
- ANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード
- ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
- ANAアメリカン・エキスプレス® スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード
これだけの種類がありますので、正直どれを選んだら良いのか迷うところではあると思います。
年会費がカードごとに変わる
そしてカードを選ぶ際に重要なのが年会費でしょう。
一生持ち続けるということになりますと、当然費用面のことは最も気になるところです。
年会費は当然カードランクが高いものが年会費も高くなっていますので、最も高い年会費はダイナースプレミアムになります。
そして最も安いものはSFCの一般カードになります。
では最も安い一般カードが良いのか、といえばそうではありません。
SFCのカードランクごとの年会費やメリットは?
一般カードは年会費が高い割におすすめできない
一般カードはこの中であれば年会費は安い部類に入ります。
一般カードですが、海外旅行傷害保険は付帯されます。
一般カードの国際ブランドはJCB・VISA・マスターと3つの国際ブランドがあります。
カード発行会社はJCBと三井住友カードですね。
ただこの一般カードはマイルに移行するのに手数料がかかるカードになっています。
年会費自体は11,275円ですが、マイルに移行するのにかかる手数料が発生します。
- JCB…11,275円+5,500円=16,775円
- VISA・マスター…11,275円+6,600円=17,875円
JCBとVISAで移行手数料が違うんですね〜
年会費自体は安いもののこれだけの手数料を支払うのであれば持つ意味はありません。
一般カードは選択肢から外していいと思います。
ゴールドカードは最もおすすめのカード
では一般カードよりも上位のカードの説明をしていきましょう。
我々が持ちやすいカードランクで言えばやはりゴールドカードが現実の選択肢として上がってくるでしょう。
国際ブランドはJCB・VISA・マスター・ダイナース・アメックスと各社出ています。
ダイナースに関して言えば実際にはゴールドカードではないのですが、ダイナースは普通のカードがゴールド扱いとなっています。
それぞれ年会費が違ってきますが、最も高額な年会費はANAアメックスゴールドになります。
まずは年会費で比較してみましょう。()内は家族カードの年会費です。
- JCB…16,500円(8,250円)
- VISA・マスター…16,500円(8,250円)
- ダイナース…30,800円(11,550円)
- アメックス…34,100円(17,050円)
年会費的に安いのはJCBとVISA・マスターのカードになります。
こちらはANAマイルに交換する移行手数料はかかりませんので、一般カードよりも割安な感じになりますね。
特にANA VISA・マスターの方はマイペいすリボやカード明細書をWEB化することによって更に年会費を抑えることも可能です。
ダイナースとアメックスの年会費は高額です。
特にアメックスは家族カードの年会費も高額になりますので、年会費だけを見ればデメリットになるでしょう。
ただしANAアメックスゴールドは入会キャンペーンがかなり充実しています。
SFCになるためにはANA便を購入して搭乗する必要がありますので、このカードを持っているとかなりマイルが貯まることになります。
こちらで詳細を説明していますので、ご参考にしてください。
これからSFCになろうと考えている方はまずはこちらのANAアメックスゴールドを最初に持ち、大量マイルを獲得しながら上級会員になるのはかなりおすすめできます。
私も現在はこちらのカードを保有しており、SFCチャレンジはまずはこのカードで行う予定
プレミアムカードは4種類
ではこれよりも上位のカードであるプレミアムカードはどうでしょうか?
プレミアムカードだけあって年会費はどのカードもかなりの高額になります。
まずはここも年会費で比較をしてみます。
- JCB…77,000円(4,400円)
- VISA・マスター…88,000円(4,400円)
- ダイナース…170,500円(無料)
- アメックス…165,000円(無料)
年会費が最も安いカードはANA JCBプレミアムカードです。
ですが、カード利用のポイント還元率はボーナスポイントを含めて1000円で13マイルなので1.3%です。
カード利用の還元率が最もいいのが、 VISAプレミアムとダイナースの1.5%です。
利用できるお店などを総合的に判断すると、 ANA VISAプレミアムに軍配が上がります。
つまり、このプレミアムカードの中で最もおすすめできるカードとしてはANA VISAプレミアムカード一択でしょう。
還元率1.5%というのはANAダイナースプレミアムと同じですが、年会費が倍ほど変わります(笑)
そして最後になりましたがANAアメックスプレミアムの説明も。
このカードは年会費がダイナースと同様にかなり高額。
しかしカード利用のマイル還元率は1%と魅力がありません。
ただし入会キャンペーンは大きいものがありますからそれを狙いに行く人はいいと思います。
入会キャンペーンを獲得したらANA VISAプレミアムに切り替えするのが良いのではないでしょうか?
最もおすすめのカードは?
ゴールド・プレミアムカードの中から選ぼう!
では総合的に判断してどのカードが最も SFC向きのカードになるのでしょうか?
もちろんその人その人のライフスタイルがありますので一概にどのカードがいいというのは言えません。
ファイナンシャルプランナーとしてお金管理の専門家の私からみると、自分なりの結論としては2つのカードに絞られると思います。
その2つのカードというのは次の2つのカードになります。
- ANAスーパーフライヤーズVISAゴールドカード
- ANAアメリカン・エキスプレス®スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
年会費で考えるならANA VISAワイドゴールド
まずはANAスーパーフライヤーズVISAですが、年会費を考えたらこちらのカードが最も良いでしょう。
SFCカードの魅力というのは家族カードを発行すれば家族もSFCメンバーになれるということが非常に大きなメリットだと思っています。
つまり本会員と家族会員の両方の年会費を足した金額がSFCの維持に必要な金額だと考えていいと思います。
もちろん現在パートナーがいない方であっても、こちらのカードは年会費も安くつき、おすすめできます。
ポイントサイトで案件もたまにありますので参考にしてください。
ANAアメックスゴールドは入会キャンペーンを利用したい
ただ最初に入るカードとしてはANA VISAよりもANAアメックスゴールドの方がいいと思われます。
というのも入会キャンペーンがVISAとアメックスでは天と地ほどの差がありますので、今これからSFC修行を始める人であれば絶対にANAアメックスゴールドの方が良いと思います。
ただし家族カードの年会費も17,050円と高額なためまずは自分だけでこちらをSFCカードに切り替えが良いかもしれません。
また私のようにアメックスカードを紹介している人は、このカードを保持し続けることになりますので普通に家族カードを発行してもいいのではないでしょうか?
私はANAアメックスゴールドでSFCに切り替えをし、とりあえず家族分はANAアメックスで発行の予定です。
計算上ではこのようになります。
- ANA VISA家族分込みの年会費…24,750円
- ANA VISAマイペいすリボ・明細WEB化後…18,150円
- ANAアメックスゴールド家族年会費…17,050円
- ANAアメックスゴールドを持つ前提なら家族カードのみの発行が効率が良い
- ANAアメックスゴールドを解約するならANA VISAに切り替えが良い
SFCカードは発行後も切り替え可能
ここまで説明をしてきましたが、私はとりあえずのところANAアメックスゴールドを持っていますのでこれで修行を終える予定です。
私の場合はANAアメックスゴールドは持ち続けるカードになると思われるので、家族カードの発行だけの方がコストが安いという結論に達しています。
ただ将来的にANAアメックスゴールドを解約する可能性もゼロではありませんので、その際にはANA VISAワイドゴールドを発行してこちらをSFCのカードに切り替えすれば良いと思っています。
色々な方のブログを見ているとSFCのカードは別のカードに切り替えもできます。
ただもし今現在SFCに切り替えできないANAカードをお持ちの場合には、ANAアメックスゴールドまたはANA VISAワイドゴールドに入会しておくのが良いと思われます。
SFC修行はコロナウイルス特別対策で2倍キャンペーンがありますので、修行する人はかなり増えると思われます。
修行の前に絶対にSFCに切り替えできるカードを発行しておいてくださいね!