ロストバゲージの際は寄託手荷物遅延費用の補償で!保険金請求をして1週間で約10万円出た実例
こんにちはFPマイラー(@fpmilerosaka)です。
私が2020年にヨーロッパへ旅行した際に経験したのがスーツケースが出てこない状況、つまりロストバゲージです。
海外旅行に行ってスーツケースが出てこない状況というのは一大事でかなり焦ります。
そんな時に大活躍してくれたのが寄託手荷物遅延費用の補償です。
海外旅行傷害保険の中にあります寄託手荷物遅延費用で助かった実例をご紹介していきましょう。
目次
ロストバゲージになった経緯について
ヨーロッパ旅行のイタリア・ローマにて
ロストバゲージ(ロスバゲ)というのは、飛行機に預けた荷物を紛失することや、紛失した荷物のことを意味します。
このロスバゲになってしまう原因は色々とありますが、自分の預けた荷物が予定の場所で出てこないとなると、外国ということもかなり不安になるのと同時にかなり不便になります。
実際に私もロンドンからローマ経由フィレンツェ行きで、このロストバゲージになってしまいました。
ローマからフィレンツェの便が欠航
ではどうして経由地であるローマで手荷物が出てこなくなったのでしょうか?
元々ローマでは手荷物を受け取る予定がなく、フィレンツェで受け取る予定になっていました。
今回の原因の一つと思われるのが、ローマからフィレンツェに向かう便が欠航になったことでしょう。
搭乗予定だった便が欠航になってしまったことで、私たちは翌日の振替便に乗るかローマからフィレンツェへの代替バスに乗るかの選択になりました。
翌日は朝から活動する予定もあったため、ローマから3時間半かけてフィレンツェにバスで行くことを選択したのですが私の荷物が一向に出てきません。
一緒に行った人の荷物は出てきていましたが、私の荷物はロストバゲージ状態に(笑)
そうこうしているうちにバスの発車時間になり、空港の係員からも手荷物はあとで届けると言われまして手荷物がないままバスに乗ってフィレンツェへ移動しました。
そして3時間半後にフィレンツェの空港に到着しましたが時間はすでに深夜の1時半。
着いた後に係員にスーツケースがない旨を空港にいたアリタリアの職員らしく女性に説明すると、翌日空港に来て手続きをしてほしいとのことでした。
翌日のフィレンツェ空港にも手荷物はなかった
そして翌日の朝からは予定がありましたので夕食前の夕方17時ごろに空港に行くことにしました。
私はクレジットカードのことはかなり詳しいため、今回のロストバゲージでは海外旅行傷害保険が使えるのではないか?と気付いていました。
この補償を適用することができるのは受け取る予定の時間を6時間過ぎても手荷物が届かないときに適用されます。
そしてこの保険を適用させるに当たっては、欠航になった証明と手荷物が届いていない証明を航空会社に発行してもらう必要があることをカード会社の保険部門の人に事前に聞いていました。
そしてフィレンツェの空港のロストバゲージの受付する窓口にいき、申請することに。
この窓口の人とのやりとりは非常に面白かったのですが、その日は結局手荷物は出てこず。
これは申請書を書いてもらうのにポケトークで話をした時の画像です。
ただ紛失したという証明と、手荷物を追跡するコードをもらうことができました。
紛失して45時間で手荷物が出てきた!
そして紛失してから2日が経過した2020年2月9日にローマからフィレンツェに荷物が運ばれるという状況を確認することができました。
これは前日にいただいた追跡コードでネット検索すると出てくるものとなっています。
ただその日はフィレンツェからローマに移動する日だったのでフィレンツェの空港に届いているものだと思っていました。
しかし実際にはチェックアウト寸前のフィレンツェのホテルに届けられたのです。
まだホテルにいたからよかったものの、空港に出発していてもおかしくない時間だっただけにもし届いていなかったら…と考えるとぞっとしますね。
アリタリア航空がホテルから持ってきてくれたとも思えないので、自分で送る手配をしないといけなかったかもしれません。
今回6時間を超えて45時間以内に手荷物が届きましたので保険請求は手荷物遅延費用だけの請求で10万円までの衣服と生活日常品の購入が保険金の対象になります。
もしこれがあと3時間遅れていたら、もう一つの寄託手荷物紛失保険という別の補償も適用されることになっていたようです。
もしそうなっていれば、更に追加で10万円分の衣服や生活用品の購入も保険で出してもらうことができていたんですよね~
旅行にトラブルというのはつきものではありますが、実際に自分がそういう立場になった時には「どうしたらいいの?」と戸惑うのが普通だと思います。
今回の私の例でいうと、旅行の費用を決済していたのがアメックスビジネスプラチナカードでしたのでそのカードに手荷物遅延が付いていると思っていました。
しかしなんとびっくり、個人のアメックスプラチナカードには付帯されているのですが、ビジネスプラチナには付いていなかったんですね〜
年会費13万円(税抜き)のカードなのにこの補償が付与されていないのは正直がっかりな部分もありました。
それだけに今回お世話になりましたセゾンプラチナビジネスカードのありがたみがよくわかることになったのです。
実際に請求してみた
そして日本に帰国後、損保ジャパンの窓口に電話しまして事故状況の報告をして必要書類を送ってもらうことに。
購入品のレシートが必要でしたが、下着や靴下やジーンズなどを買ったディーゼルのレシートがなくなっていました。
レシートはなくなっていましたが、かーどの控えはありましたのでそれでいいですか?と尋ねたところそれでもOKとのこと。
結局上着のダウンジャケットや衣服、そしてスーツケースの合計で99600円ほどの保険金請求になり無事全額いただくことができました!
申請書類を出して1週間ほどでお金が入ってきたのでかなり早いのではないでしょうか。
寄託手荷物遅延費用が付いているセゾンプラチナビジネス
セゾンプラチナビジネスに自動付帯
私は海外旅行傷害保険が付帯されているクレジットカードはたくさん持っています。
ただ今回の寄託手荷物遅延費用で大活躍してくれたカードはセゾンプラチナビジネスカードの補償内容で、しかも私の持っているカードではこのカードにしか付いていない補償だったんですね。
今回ロストバゲージになった時に、すぐに保険が使えるのかどうかを考えましたが実際に利用できて本当に助かりました!
セゾンプラチナビジネスを持っていなかったらと思うと、ぞっとしますよ。
自動付帯が絶対に便利
海外旅行傷害保険の適用条件には自動付帯と利用付帯というものがあります。
自動付帯というのはカードを持っているだけで適用される保険です。
利用付帯というのは、その海外旅行にいく費用の全部もしくは一部をカードを利用した際に適用されるものをいいます。
そして今回私が利用させていただいたセゾンプラチナビジネスの海外旅行傷害保険は自動付帯でしたので旅行の際にセゾンプラチナのカードを特に何も利用する必要がないものでした。
やはり使い勝手のいいのは自動付帯のサービスだと今回改めて思った次第です。
セゾンプラチナビジネスはおすすめのカード
疾病治療費用保険も重要な補償
海外旅行傷害保険の中で重要視すべき補償というのは実は死亡補償ではありません。
海外に行って死亡事故というのはなかなか少ないですので、自分で利用することを考えると病気になった時の方が心配です。
しかも怪我だけではなく病気も補償されるものとしては、疾病治療費用保険が必要となるのです。
日本と違って保険適用にならない場合に、本当に支払えるのかどうかというほどの高額請求も実際に起こっています。
こちらが例になります。
手荷物遅延補償はヨーロッパに行けば絶対に必要
今回自分が経験したロストバゲージですが、ヨーロッパに行くとよくあることだそうです。
頻繁におきて欲しくはありませんが、あるかもしれないと思って行動した方がよいでしょう。
今回私は自動付帯のセゾンプラチナビジネスカードで大事には至らず、さらに保険金までいただけたので万々歳でしたよ。
セゾンプラチナビジネスはJALマイルを貯めるのにも最適のカードですので、ヨーロッパによく人はもっておいたいいカードだといえるでしょう。
こちらの方で詳しく説明していますので参考にしてください!